12月3日(水)に作手中学校1年生の皆さんにお越しいただき、サギソウの無菌播種を行いました。
なぜ無菌播種をするのか?🌱
ラン科植物の種子(サギソウもランの仲間)は、
- すごく小さくて、ほこりみたい
- 中に胚乳(養分のストック)がほとんどない
そのため、ふつうの土にまいても、偶然その場所に「相性の良いラン菌」がいて、しかもカビや雑菌に負けないという奇跡的な条件がそろわないと、ほとんど発芽しないのだとか。
実際に、「効率的なラン菌がいないと自然状態での発芽が難しい」と報告されています。
そこで、①種を表面殺菌 ②無菌の培地(寒天+栄養)の上にまく
③外からカビや雑菌が入らないようにする
という無菌播種をすると、安定して大量に発芽させることができる、というわけだそうです!
作手校舎の前身である、作手高校の校章はサギソウをモチーフにしたものでした。作手とサギソウは、深いつながりがあります。
準絶滅危惧種であるサギソウは我々が守る!
ありがとう!作手中学校の生徒たち!!





